2014年7月19日更新

可燃ごみ共同処理施設 建設費191億円

日野市が基本設計書を公表

 日野市は、小金井市・国分寺市とともに建設する可燃ごみ共同処理施設の基本設計書を公表した。建設事業費は概算で191億7300万円。これまでの説明で示されてきた123億8000万円から大幅に増えている。基本設計書では、事業費について「事業者選定時には、物価上昇等も見込まれることから、今後の精査により変動する」と述べている。

 

 日野市・小金井市・国分寺市の3市が今年1月16日に交わした覚書によれば、可燃ごみ共同処理施設については①2019(平成31)年度中の稼働をめざす②建設費用は3市が均等に負担する③建設場所は日野市のクリーンセンター敷地内とする④稼働期間は約30年で、30年後にも引き続き3市で共同処理処理する場合には、建設場所は日野市以外を基本とする――などが合意されている。

 

 日野市が作成した基本設計書は6月30日に、日野市のホームページで公表された。それによると、可燃ごみ共同処理施設は、3市が設立する一部事務組合が事業主体となる。運営は、自治体が建設資金を調達し、民間事業者に施設の建設と運営を委ねるDBO(設計・建設・運営)方式を検討している。この方式は2017年3月に竣工予定の武蔵野市の新ごみ焼却処理施設でも採用されている。

 

 共同処理施設は、2つの焼却炉を持ち、1日あたりの処理量は計250トンとした。これは3市の可燃ごみが合計で年間最大6万4682トンと見込み、それに首都直下型地震が起きた際に発生する災害廃棄物7万2429トンを10年間かけて処理する量(年間7243トン)を加え、そこから1日あたりの処理量を割り出した。これまでの日野市の説明では1日あたり290トンとされており、40トンほど小規模になった。

 

 基本設計書では、生ごみを資源として処理する方式についてもバイオガス化、堆肥化、飼料化の3つの方式を検討している。堆肥化と飼料化は、3市から発生する生ごみの全量を処理するうえで、「生成物の年間を通じた安定的な需要先の確保が困難」という理由で除外された。バイオガス化については、①焼却方式と組み合わせるシステムはこれまで実績が少ない②市民の生ごみの分別取集の負担を求める必要がある――が課題とされ、採用されていない。

 

 ただ、3つの方式とも「焼却処理に頼らないごみ処理システムを構築し、安定的で柔軟性のある循環型社会を築いていくため」検討を継続していくという。

 

 建設に必要な事業費は、今回の基本設計書を作成するうえでメーカー4社から聴取した技術資料を基にしたものという。191億7300万円は、4社がそれぞれ示した事業費の平均で、消費税率10%を前提としている。これまでに説明されてきた建設費123億8000万円は、2008年度のメーカーヒアリングを基に試算されていた。

 

 小金井市は、日野市が作成した基本設計書についてこれまで市民向けの説明はしていない。また、市議会の6月定例会でも議論されていない。

 
日野市が作成した基本設計書は下のファイルをクリックすると、ダウンロードできます。(時間がかかる場合があります)
日野市が作成した「ごみ処理施設建設基本設計書」.pdf
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 11月8日(日)

  第73号の主な内容

(随時更新されます)

《市政の焦点》

■12月小金井市長選特集

☆白井とおる市議が立候補表明(2015年11月8日更新)

 

☆白井市議の立候補記者会見に40人以上の市民が参加(2015年11月8日更新)

 

☆4陣営の対決構図に 財政健全化への具体策が焦点(2015年11月8日更新)

 

≪酒好きのたわごと≫

その15 越後の酒と謙信(2015年10月17日更新)

  うれしいニュース!

 公益社団法人「全国学校図書館協議会」が発行している「としょかん通信」(中・高校生版)2015年6月号の《今月のブックトーク》に『まちの力 ひとの力 ――変える 試みる 小金井の人たち』がとりあげられました。

 1人でも多くの中学生、高校生にこの本を読んでもらえたら、と思います。感想文も送ってもらえると、とってもうれしいですね。

 以下にその部分を貼り付けました。筆者は、ほそえさちよさんという子どもの本の編集者だそうです。タイトルは、「生きるために つながる」。

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全体はこちらから
としょかん通信「今月のブックトーク」.pdf
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毎月第1・第3土曜日が定期発刊日です。こがねいコンパスは市民のための羅針盤を目指し、市民とともにつくる地域メディアです。ご意見・ご感想・情報提供などを、koganeicompass@gmail.comへおねがいします。

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脱原発社会への道筋を探る

民間の英知を結集して「脱原子力政策大綱」をまとめる「原子力市民委員会」の舩橋晴俊座長。

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*船橋晴俊さんは2014年8月15日、くも膜下出血で急逝されました。ご冥福をお祈りするとともに、船橋さんの思いを少しでも多くの方に知って頂きたいと願っています。(編集長・佐藤和雄)

 

「敗北」を語る

民主党小金井支部幹事長

村山秀貴さん

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イラクから問い続けてきたもの

映画監督・鎌仲ひとみさん

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