2013年2月16日更新

      第2回
      第2回

3万7000円で緑への意識啓発

年1回の「自然保護教室事業」

 小金井市が実施している684の事業・施策を1つずつ市民の目で点検するプロジェクトの第2回は「自然保護教室事業」。


 小金井市の「平成24年度(2012年度)行政評価」によると、この事業は市民を対象に「自然を保護し、緑に親しむきっかけを作り、緑の大切さを啓発する」というもの。 具体的に何をやるかといえば、「庭がなくても鉢を利用して、緑を育てることができるガーデニング教室を年1回開催する」。

 

 つまり、市が専門家を招いて、ベランダなどで鉢やコンテナを利用したガーデニングを教える教室を年1回開くというものだ。事業にかかる予算は3万7000円(市職員の人件費を入れると46万2000円)。

 

 15人が定員のようだが、2012年3月16日に実施した「自然保護教室 庭いらずのガーデニング」には18人が参加。行政評価の「活動実績」の項目をみると、「本事業を通じて、市内の公園の花壇ボランティアへの加入があった」という。

 

 事業費3万7000円というのは、小金井市の684事業の中で恐らく最もおカネがかかっていないグループに入っているだろう。毎年15人ぐらいの市民が楽しく、庭がなくても花や緑を育てるすべを知り、花壇ボランティアにも関心を持っていただけるというのはなかなか良いかもしれない。


 3万7000円という金額を知ると、むしろ年1回だけで良いのだろうか、という気にもなる。なにしろ市の総合計画である「第4次基本構想・前期基本計画」で、「みどりに対する意識の啓発」のために位置付けられている事業は、第1回で取り上げた「本庁舎の緑のカーテン」と、今回の「自然保護教室事業」、そして次回に取り上げる「入学記念樹配布事業」の3つしかないのだ。

 

 担当する環境政策課の評価と分析では「『緑に親しむ機会を作り、市民に緑の大切さを再認識してもらう』との目標がある。もっと多くの市民に再認識してもらえ、参加してもらえるようにするため、『庭いらずのガーデニング』に限らずに、事業内容を検討していきたい」とある。

 

 「みどりと水」のまちで暮らしているのだから、ぜひ「みどり」への関心を高める様々な事業を検討してもらいたいものだと思う。


 例えば、小金井市環境市民会議と市が共催で実施する「環境フォーラム」など、環境や緑に関係する市民団体と一緒に「緑の大切さを再認識してもらう」事業を考えるのはどうだろう。

 

 また、第1回で取り上げた松戸市の「緑のカーテンコンテスト」のように、市内の保存樹林への意識を高めたりする事業を考えてはどうだろう。

 

 緑への愛着が増し、それがまちの暮らしやすさにもつながっていく。そんな事業をぜひ期待したい。

 

《市民で行政診断してみよう!》プロジェクトとは

 
「危機的な財源不足と財政状況」に陥っているという小金井市。市役所の仕事は効率的に、効果的に行われているのだろうか。市が委託した民間調査機関による行政診断だけでなく、税金を払い、行政による公的サービスを実際に受けている私たち市民による評価も大切ではないのか。

 

 そんな問題意識に基づいて始めたプロジェクトが「市民で行政診断してみよう!」。 市がまとめた「平成24年度(2012年度)行政評価結果」を参考にして、市が実施している684のすべての事業を、市民の目で診断し、評価してみようというものだ。 行政評価の結果は、市の総合計画である「第4次基本構想・前期基本計画」がどのように実行されているかを点検するため、この計画の柱建てに沿って並べられている。私たちも、恣意的な行政診断にならないよう、この順序に沿って一つずつ点検する。

 

「市民で行政診断してみよう!」へのご意見は、koganeicompass@gmail.com へメールでお願いします。


 紙面でご紹介する際には「40代男性、会社員」などという表記にとどめますが、メールには新聞への投書の要領のように「ご住所、お名前、ご年齢、ご職業」をお書きください。なるべく偏りなくご意見を紹介したいと思いますが、個人への攻撃、誹謗中傷にあたるなどと編集部で判断したものは紹介を控えさせていただきます。

 

 また、この企画は市役所の仕事を「一刀両断」にして、乱暴に切り捨てようというものではありません。市職員のみなさんのご意見、ご反論などがあればそれも紙面でご紹介したいと思います。ぜひご意見をお寄せください。

 

 

 11月8日(日)

  第73号の主な内容

(随時更新されます)

《市政の焦点》

■12月小金井市長選特集

☆白井とおる市議が立候補表明(2015年11月8日更新)

 

☆白井市議の立候補記者会見に40人以上の市民が参加(2015年11月8日更新)

 

☆4陣営の対決構図に 財政健全化への具体策が焦点(2015年11月8日更新)

 

≪酒好きのたわごと≫

その15 越後の酒と謙信(2015年10月17日更新)

  うれしいニュース!

 公益社団法人「全国学校図書館協議会」が発行している「としょかん通信」(中・高校生版)2015年6月号の《今月のブックトーク》に『まちの力 ひとの力 ――変える 試みる 小金井の人たち』がとりあげられました。

 1人でも多くの中学生、高校生にこの本を読んでもらえたら、と思います。感想文も送ってもらえると、とってもうれしいですね。

 以下にその部分を貼り付けました。筆者は、ほそえさちよさんという子どもの本の編集者だそうです。タイトルは、「生きるために つながる」。

写真をクリックすると大きくなります
写真をクリックすると大きくなります
全体はこちらから
としょかん通信「今月のブックトーク」.pdf
PDFファイル 5.3 MB

こがねいコンパスのインタビューシリーズ《変える 試みる 小金井の人たち》をまとめた本『まちの力 ひとの力』が図書出版クレインから刊行されています。ウェブ版では読めない、取材秘話などを明かす4本の「エピローグ」と、やまさき薫さんの素敵なイラスト付き。定価1500円+税です。市内の各書店でお買い求めください。クレインでも注文できます。

毎月第1・第3土曜日が定期発刊日です。こがねいコンパスは市民のための羅針盤を目指し、市民とともにつくる地域メディアです。ご意見・ご感想・情報提供などを、koganeicompass@gmail.comへおねがいします。

詳しくはイベントカレンダーのページをご覧ください。こちらから。

詳しくはイベントカレンダーのページをご覧ください。こちらから

小金井市のイベント情報は、小金井市地域情報サイトのさきナビでも見ることができます。バナーをクリックしてください。

 この人に聞く

脱原発社会への道筋を探る

民間の英知を結集して「脱原子力政策大綱」をまとめる「原子力市民委員会」の舩橋晴俊座長。

前編はこちらから。

後編はこちらから。

*船橋晴俊さんは2014年8月15日、くも膜下出血で急逝されました。ご冥福をお祈りするとともに、船橋さんの思いを少しでも多くの方に知って頂きたいと願っています。(編集長・佐藤和雄)

 

「敗北」を語る

民主党小金井支部幹事長

村山秀貴さん

前編はこちら

後編はこちら

 

イラクから問い続けてきたもの

映画監督・鎌仲ひとみさん

こちらから

メルマガ登録をどうぞ!

「こがねいコンパス」からのメルマガをご希望の方は以下にメールアドレスをご入力ください。新しい「市政フラッシュ」の掲載や、次号の主な内容などについてご連絡します。

コンパスは「羅針盤」です!

 

 『こがねいコンパス』は、小金井市政や小金井の人たちが関心をもつテーマを分かりやすくお伝えするインターネット新聞です。市民団体「こがねいコンパス編集部」が発刊しています。

 

 『コンパス』は、羅針盤を意味します。辞書によれば原義は「ともに歩くこと」です。市民が市政をより深く理解するための一助となり、よりよい小金井市政のあり方を考えるときの羅針盤でありたい。市民のみなさんと一緒に歩んでいきたい。そんな思いを込めています。

 

 

 ご連絡は koganeicompass@gmail.com まで。