《特別インタビュー》

 ドキュメンタリー「内部被ばくを生き抜く」の監督・鎌仲ひとみさん

 
 「3・11」から数カ月後、ドキュメンタリー映画監督・鎌仲ひとみさんは「内部ひばく」に関する作品をつくろう、と心に決めたという。それもなるべく早く。

 なぜ?

 

 彼女はよどみなく、こう答えた。

 「情報が混乱し、錯綜し、情報格差とか混乱が人々の心の分断を起こしています。それを何とかしたいというのが一番の製作動機でした。これまでは表面的に友だちでいられたが、今回の内部被ばくとか放射能とかは、生き方とか価値観に触ることなので、『危ない』『いや、危なくない』だけで人間関係がばりばりと壊れているのです。なにか共有する情報のベースを持たなければ話し合いにもなりはしない」

 こちらから

 

◇2012年6月16日号

市内の待機児童数 速報値で138人

過去最高を記録

 小金井市内で保育施設に預けたくても入れない「待機児童」の子どもたちが4月1日時点で、138人に上ることが分かった。6月13日の市議会厚生文教委員会で報告された速報値だが、昨年よりも23人増え、過去最高の数字となった。小金井市では待機児童問題が深刻さを増していることを示している。

 

 小金井市は待機児童の解消を進めるため、2011年度中に認可保育園の定員数を増やしたり、新たに認証保育所を新設したりして、認可保育所と認可外保育所の総定員を47人純増させ、今年4月時点で1623人とした。しかし、未就学児童の全体数が前年に比べて105人増えたことに加え、仕事につくために子どもを保育所に預けたいという保護者が増えており、保育の受け皿の拡大が追い付かない形となっている。

 

 4月時点の待機児童数138人は厚生労働省の新定義によるもの。認可保育所に申し込みながら入れなかった子どもたちの数を示す旧定義では258人。

 

 ここ数年の待機児童数(新定義)の推移をみると、2006年度が75人、2007年度66人、2008年度87人、2009年度117人。2010年度91人、2011年度115人。認可保育所、認証保育所の新設などによって定員枠を徐々に増やしてきたが、保育希望がそれを上回る勢いで増加している。

 

 また、未就学児童の全体数は2011年1月1日時点では5367人だったが、今年1月1日時点では5472人と105人増えた。この結果、未就学児童数に対する保育施設の定員割合は29・7%と、前年に比べ0・3ポイントの増加にとどまっている。

 

 

(注)待機児童の新定義とは、旧定義の待機児童数から認可外保育施設に入っている子どもたちなどを除外したもの。

 

学校給食で新たな「指針」策定へ

給食食材は「ゼロベクトルに近づける」

 小金井市は小中学校の学校給食のあり方などを定める「指針」を新たに策定する。6月13日の市議会厚生文教委員会で、前島賢・学務課長が「学校給食法の改正が平成21年(2009年)4月に施行されており、これを指針に盛り込むために、早急に作らなければならないと考えている」と表明した。


 小金井市では2006年に「小金井市学校給食の基本的方針」が策定されたが、食育の推進などが盛り込まれた改正学校給食法が施行された後も、改められないままとなっていた。13日の厚生文教委員会は、学校給食の新しい指針を市民参加で制定するよう求める陳情を審議し、このなかで市側は新指針の早期策定を表明した。

 

 ただ、「市民参加による制定」については、「どのような形で市民の意見を聞いていくかなど整理したいので時間をいただきたい」(尾上明彦・学校教育部長)として、市民参加の態様などについては引き続き検討する考えを示した。

 

  一方、給食食材と放射能量の関係について、前島学務課長は、消費者庁から貸与され給食食材を測る放射能測定器の検出限界値は10ベクレル/キログラムと想定していることを説明したうえで、「検出限界値が10ベクレルで、11ベクレル(の測定結果)が出たら、その食材は使用しないと考えている」と述べた。国が示す基準値よりも学校給食については厳しく判断する方針を示したものだ。

 

 また、10ベクレルよりもさらに検出限界値を引き下げた場合での対応については「そこで(検出限界値を超えて)出た数値についてはゼロベクレルに近づけるという意味では、ある程度考慮しなければならないと考える」と述べ、数ベクレルのレベルでも使用を控える対応を取りうるとの考えを示した。

 

 13日の厚生文教委員会では、学校給食で子どもたちが食べる量や頻度が多い食材などについて、給食の提供前に可能な限りの放射能測定の実施などを求めた陳情を賛成多数で採択した。本会議でも採択されれば市長・教育委員会へ送付される。

 11月8日(日)

  第73号の主な内容

(随時更新されます)

《市政の焦点》

■12月小金井市長選特集

☆白井とおる市議が立候補表明(2015年11月8日更新)

 

☆白井市議の立候補記者会見に40人以上の市民が参加(2015年11月8日更新)

 

☆4陣営の対決構図に 財政健全化への具体策が焦点(2015年11月8日更新)

 

≪酒好きのたわごと≫

その15 越後の酒と謙信(2015年10月17日更新)

  うれしいニュース!

 公益社団法人「全国学校図書館協議会」が発行している「としょかん通信」(中・高校生版)2015年6月号の《今月のブックトーク》に『まちの力 ひとの力 ――変える 試みる 小金井の人たち』がとりあげられました。

 1人でも多くの中学生、高校生にこの本を読んでもらえたら、と思います。感想文も送ってもらえると、とってもうれしいですね。

 以下にその部分を貼り付けました。筆者は、ほそえさちよさんという子どもの本の編集者だそうです。タイトルは、「生きるために つながる」。

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全体はこちらから
としょかん通信「今月のブックトーク」.pdf
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こがねいコンパスのインタビューシリーズ《変える 試みる 小金井の人たち》をまとめた本『まちの力 ひとの力』が図書出版クレインから刊行されています。ウェブ版では読めない、取材秘話などを明かす4本の「エピローグ」と、やまさき薫さんの素敵なイラスト付き。定価1500円+税です。市内の各書店でお買い求めください。クレインでも注文できます。

毎月第1・第3土曜日が定期発刊日です。こがねいコンパスは市民のための羅針盤を目指し、市民とともにつくる地域メディアです。ご意見・ご感想・情報提供などを、koganeicompass@gmail.comへおねがいします。

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 この人に聞く

脱原発社会への道筋を探る

民間の英知を結集して「脱原子力政策大綱」をまとめる「原子力市民委員会」の舩橋晴俊座長。

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後編はこちらから。

*船橋晴俊さんは2014年8月15日、くも膜下出血で急逝されました。ご冥福をお祈りするとともに、船橋さんの思いを少しでも多くの方に知って頂きたいと願っています。(編集長・佐藤和雄)

 

「敗北」を語る

民主党小金井支部幹事長

村山秀貴さん

前編はこちら

後編はこちら

 

イラクから問い続けてきたもの

映画監督・鎌仲ひとみさん

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