file4の2 アフターケア相談所「ゆずりは」の所長 高橋亜美さん

 

 学生時代に実習で出会った少女の言葉が胸に刻まれている。

 

 「養護施設に入って一番うれしかったことはなに?」

 高橋さんが聞くと、少女はこう答えた。 

 「生まれて初めて靴下をはいたんだ」

 

 虐待によって心に深い傷を残しながら、社会に送り出されていく若者たち。彼らを支えようと、アフターケア相談所「ゆずりは」が小金井市にオープンして1年。所長の高橋さんは社会福祉を専門とする大学の卒業生。しかし、在学時から児童福祉や社会的養護を将来の仕事と決めていたわけではない。むしろ「私のような甘ちゃんには無理」と考えていたという。彼女の心と人生を変えたものは――。

 こちらから

 

加藤春恵子の

「もう一つの日本」

Alternative Japan

 第2回 「相乗りくん」を生み育てる人々

 

ジャーナリスト山本俊明の「眼」

第5回

小学校の給食調理

民間委託問題を考える

若手行政学者・伊藤シンスケの基本からの解説

第4回は議会基本条例、何が変わったか?

市政を読み解く資料はこちらから


◇2012年5月5日(第5号)

小学校の給食調理を民間委託へ

9月から市内5校で実施 市教委方針

 

 小金井市教育委員会は、第3次行財政改革大綱の一環として、今年9月から市内の公立小学校9校のうち5校で給食調理を民間委託(4校は当面の間、直営維持)する計画だ。現在、労働組合との交渉中だが、福島第1原発事故に伴う放射能による食物汚染で、給食の安全性についての親や市民の関心が高まっている時でもあり、どのように決着するのか注目される。

 

 市教委によると、現在市内の小学校では調理員は、正規職員が26人、非常勤が34人配置されている。調理の民間委託が実施されれば、7月末で非常勤職員が契約解除される見通し。正規職員は直営4校に集中される(一部は転配対象)。5校委託に伴い、「約5700万円」の人件費が節約できる見込みで、これを市の「明日の小金井教育プラン」の一部財源に充てる方針。

 

 一部の保護者から「給食の質が落ちるのでは」「学校給食法がうたう『食育』への配慮に欠けるようになる」などの不安視する声も挙がっているが、教育委員会では「中学校では民間委託はすでに平成19年度から導入されているが、栄養士が献立などを指示し、『質の低下』などの問題は生じていないと認識している」との立場だ。

 

 また市教委は、中学校では給食の「検証評価委員会」(事務方や正規調理員や栄養士代表らで構成)も毎年実施して、給食内容や衛生管理など6項目について視察した上で評価しているが、全般に「おいしくて温かいモノが提供されている」という評価を得ていると説明。小学校に拡大しても「問題はない」と判断、1月から組合側に計画を提示し交渉入りした。労使交渉は遅れ気味だが、組合の要求で5月の連休明けに論点整理して本格的な議論が行なわれる見通し。市教委として現時点では、9月実施の予定を変更するつもりはないとしている。決着後に市民向けの説明会も実施する予定だが、事前の説明はしないとしている。

 

 一方、学校給食の新たなモデルケースとして全国から注目されている武蔵野市の財団方式(市が出資し、正規調理員を出向させるとともに、プロパーの職員を採用する「半官半民」の組織体)については、市教委は「検討はしたが、財源などの問題で小金井市では採用しない」と決定したという。

 先行している小金井市の5つの中学校では平成19年から20年度にかけて給食の民間委託が実施された。民間業者は、シダックスフードサービス、メフォス、一冨士フードサービスが受託している。

 

《訂正》 5月5日号の発刊時点では記事中に『また直営4校も正規職員の退職などに応じて、徐々に民間委託に移行させる意向だ。』との記述がありましたが、その後の取材から現時点では確定的ではないとの判断により、当該部分を記事から削除しました。(2012・5・10)

 11月8日(日)

  第73号の主な内容

(随時更新されます)

《市政の焦点》

■12月小金井市長選特集

☆白井とおる市議が立候補表明(2015年11月8日更新)

 

☆白井市議の立候補記者会見に40人以上の市民が参加(2015年11月8日更新)

 

☆4陣営の対決構図に 財政健全化への具体策が焦点(2015年11月8日更新)

 

≪酒好きのたわごと≫

その15 越後の酒と謙信(2015年10月17日更新)

  うれしいニュース!

 公益社団法人「全国学校図書館協議会」が発行している「としょかん通信」(中・高校生版)2015年6月号の《今月のブックトーク》に『まちの力 ひとの力 ――変える 試みる 小金井の人たち』がとりあげられました。

 1人でも多くの中学生、高校生にこの本を読んでもらえたら、と思います。感想文も送ってもらえると、とってもうれしいですね。

 以下にその部分を貼り付けました。筆者は、ほそえさちよさんという子どもの本の編集者だそうです。タイトルは、「生きるために つながる」。

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全体はこちらから
としょかん通信「今月のブックトーク」.pdf
PDFファイル 5.3 MB

こがねいコンパスのインタビューシリーズ《変える 試みる 小金井の人たち》をまとめた本『まちの力 ひとの力』が図書出版クレインから刊行されています。ウェブ版では読めない、取材秘話などを明かす4本の「エピローグ」と、やまさき薫さんの素敵なイラスト付き。定価1500円+税です。市内の各書店でお買い求めください。クレインでも注文できます。

毎月第1・第3土曜日が定期発刊日です。こがねいコンパスは市民のための羅針盤を目指し、市民とともにつくる地域メディアです。ご意見・ご感想・情報提供などを、koganeicompass@gmail.comへおねがいします。

詳しくはイベントカレンダーのページをご覧ください。こちらから。

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 この人に聞く

脱原発社会への道筋を探る

民間の英知を結集して「脱原子力政策大綱」をまとめる「原子力市民委員会」の舩橋晴俊座長。

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後編はこちらから。

*船橋晴俊さんは2014年8月15日、くも膜下出血で急逝されました。ご冥福をお祈りするとともに、船橋さんの思いを少しでも多くの方に知って頂きたいと願っています。(編集長・佐藤和雄)

 

「敗北」を語る

民主党小金井支部幹事長

村山秀貴さん

前編はこちら

後編はこちら

 

イラクから問い続けてきたもの

映画監督・鎌仲ひとみさん

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