2014年12月6日更新

小金井市議会の議会基本条例案

現時点での採点は「68点、C評価」


 来年9月までに議会基本条例を制定しようとしている小金井市議会は11月26日、議会基本条例など議会改革に詳しい地域開発研究所の牧瀬稔・主任研究員を招き、全議員向けの研修会を開催した。牧瀬氏は現時点での小金井市議会基本条例案の内容について「68点のC評価」と採点。「残念な点」として①市長らが議員に対して質問の趣旨などを確認する「反問権」がない②条例の見直し規定が具体的ではない③小金井市議会固有の特徴的な規定がない――ことなどを挙げた。また「4年も(論議に)時間をかけているのは長すぎる。(制定時期を)もう少し早くすべきだ」と指摘した。


 議会基本条例は、議会運営の理念や理念を具体化するための制度などを定めたもの。牧瀬氏によれば2014年4月時点で、すでに全国の自治体の約3割にあたる571議会が制定している。


 小金井市議会は、市民からの陳情を受けて2012年4月から制定に向けて検討を開始。2013年3月に制定する予定だったが、先送りされてきた。現在は2015年9月制定を目指して作業を進めている。


 11月13日の段階でまとめられた議会基本条例案は、前文のほか24条で構成されている。第4条では「各委員会を中心に議員間で討議を行うことができるものとする」と規定。これまで行われなかった議員同士の討議をできるようにした。


 また、全市民を対象にした議会報告会については第12条で「議会は市民への説明責任を果たすため、議会報告会を年1回以上開催するものとする」と定めた。

 

 ただ、今年3月に制定された小平市の議会基本条例では、議会報告会の開催は「年2回以上」。また、市政の重要課題に積極的に政策提言していくため、議会による「政策討論会」の開催も定めている。

 

 牧瀬氏は、現段階での小金井市の議会基本条例案を他の2人の大学教員とともに、25項目について採点。その結果として「100点満点で68点。C評価」と判定した。C評価は6段階で上から4番目。合格と認められるもっとも低いランクだった。


 それでも牧瀬氏は「今の段階で悪くない。100点を目指すのではなく、まずはつくってください。見直し規定を入れて、制定後に修正を重ね、時代にあった議会基本条例を作って行くべきだ」と述べた。


(小金井市の現時点での議会基本条例案は下記のファイルをクリックするとダウンロードされます。左側の「代表者会議修正事項」が現時点での案です)
議会基本条例案(2014年11月13日時点).pdf
PDFファイル 6.2 MB


2014年12月6日更新

建設から半世紀  旧耐震基準の市役所本庁舎

ようやく耐震診断を実施 378万円の費用を計上

 

 半世紀前に建設され、大規模地震への耐久性が心配されてきた小金井市の本庁舎がようやく耐震診断をうけることになった。小金井市は11月28日から開会した第4回市議会定例会(12月議会)に提出した補正予算案に、昭和40年(1965年)に建築された本庁舎の耐震診断費用として378万円を計上した。市役所庁舎をめぐっては、稲葉市長が年2億2300万円を払って借りている第二庁舎を買い取る補正予算案を9月議会に提出したが、本庁舎の耐震・改築費用が分からないことなどから、買い取りによる財政的なメリットがはっきりせず、議案を撤回せざるをえなかった。


 本庁舎は旧耐震基準で建てられ、耐震診断をこれまでまったくしていない。災害時の市災害対策本部が設置されることになっていながら、現在の耐震基準と照らし合わせた安全性が確認されておらず、小金井市の地域防災計画は「早急な対応が求められる」と位置付けている。


 今回の補正予算では、今年度から来年度にかけて耐震診断の委託契約を結ぶために、歳出を義務付ける債務負担行為として378万円が設定されている。耐震診断には6~9か月程度がかかるとみられており、財政当局は第二庁舎買い取り問題とはかかわりなく、2016年度から始まる後期の中期財政計画に反映させるために行うと説明している。


 11月8日(日)

  第73号の主な内容

(随時更新されます)

《市政の焦点》

■12月小金井市長選特集

☆白井とおる市議が立候補表明(2015年11月8日更新)

 

☆白井市議の立候補記者会見に40人以上の市民が参加(2015年11月8日更新)

 

☆4陣営の対決構図に 財政健全化への具体策が焦点(2015年11月8日更新)

 

≪酒好きのたわごと≫

その15 越後の酒と謙信(2015年10月17日更新)

  うれしいニュース!

 公益社団法人「全国学校図書館協議会」が発行している「としょかん通信」(中・高校生版)2015年6月号の《今月のブックトーク》に『まちの力 ひとの力 ――変える 試みる 小金井の人たち』がとりあげられました。

 1人でも多くの中学生、高校生にこの本を読んでもらえたら、と思います。感想文も送ってもらえると、とってもうれしいですね。

 以下にその部分を貼り付けました。筆者は、ほそえさちよさんという子どもの本の編集者だそうです。タイトルは、「生きるために つながる」。

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全体はこちらから
としょかん通信「今月のブックトーク」.pdf
PDFファイル 5.3 MB

こがねいコンパスのインタビューシリーズ《変える 試みる 小金井の人たち》をまとめた本『まちの力 ひとの力』が図書出版クレインから刊行されています。ウェブ版では読めない、取材秘話などを明かす4本の「エピローグ」と、やまさき薫さんの素敵なイラスト付き。定価1500円+税です。市内の各書店でお買い求めください。クレインでも注文できます。

毎月第1・第3土曜日が定期発刊日です。こがねいコンパスは市民のための羅針盤を目指し、市民とともにつくる地域メディアです。ご意見・ご感想・情報提供などを、koganeicompass@gmail.comへおねがいします。

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 この人に聞く

脱原発社会への道筋を探る

民間の英知を結集して「脱原子力政策大綱」をまとめる「原子力市民委員会」の舩橋晴俊座長。

前編はこちらから。

後編はこちらから。

*船橋晴俊さんは2014年8月15日、くも膜下出血で急逝されました。ご冥福をお祈りするとともに、船橋さんの思いを少しでも多くの方に知って頂きたいと願っています。(編集長・佐藤和雄)

 

「敗北」を語る

民主党小金井支部幹事長

村山秀貴さん

前編はこちら

後編はこちら

 

イラクから問い続けてきたもの

映画監督・鎌仲ひとみさん

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