2014年11月1日更新

武蔵小金井駅南口第2地区再開発

住民投票条例案を否決

賛成11反対12


 武蔵小金井駅南口で市民交流センターから南側の1・8ヘクタール(「第2地区」)に高層マンション2棟を建設する市街地再開発事業をめぐり、その都市計画案と補助金支出への賛否を問う住民投票条例案を審議する小金井市議会の臨時会が10月29日、開かれた。審議は30日未明まで続き、住民投票条例案は賛成11、反対12の僅差で否決された。与野党勢力が拮抗している中、キャスティングボートを握っている民主党(2議席)が反対に回った。


 賛成したのは、共産党、みんなの党・刷新の会、生活者ネットワーク、市民自治こがねい、こがねい市民会議、小金井をおもしろくする会の6会派。反対したのは民主党のほか、自民党、公明党、改革連合。


 武蔵小金井駅南口第2地区の再開発事業は、地権者でつくる組合施行方式で進められており、準備組合が現時点で示している総事業費は384億円。市側はこの事業への補助金が約60億円となり、そのうち15億円が市負担となると説明している。


 民主党を代表して反対討論に立った鈴木成夫議員は、「第2地区の再開発で、駅南側の地域コミュニティー再生のモデルになる可能性を期待している。区域外にも大きな効果が予想され、投資した補助金は短期間で回収されるとの市の考えが示されている。まちの魅力、価値を向上させることが必要。防災上の課題が多い地区であり、早急に事業に取り掛かるべきだ」と述べた。また、市民参加との関連では「市民参加条例第16条による市民投票ではなく、地方自治法による直接請求(での条例制定)ということは、私たち市議会に判断が委ねられたと受け止めている」と説明した。


 一方、賛成した会派からは「市はたった1度、2時間程度の市民説明会しか開いてない。準備組合の市民への説明も不足していると思える節がある。市民の審判を受けることを恐れてはならない」(斎藤康夫議員=こがねい市民会議)といった市民説明の不足を強調する意見や、「市は財源不足を理由に新庁舎建設は凍結して、なぜ再開発事業は進められるのか」(白井亨議員=小金井をおもしろくする会)という指摘が続いた。


 市は今回の審議で、第2地区の再開発事業が完了すれば、市税(個人市民税・固定資産税・都市計画税・法人市民税)が現在の3594万円から3億6907万円となり、3億3313万円の増収となるという試算を示している。


 第2地区の再開発事業については、反対する一部の野党系議員と市民が中心となって住民投票条例の制定を求める直接請求運動を展開。直接請求に必要な数(1931人)の3倍近い5454人の署名を集めた。


 地方自治法第74条では、市長は直接請求を受けると20日以内に議会を召集し、意見をつけて条例案を提出しなければならない。稲葉市長は住民投票条例案について、「当地区の現状や都市計画決定に至る手法から鑑みても、本事業の早期かつ着実な事業化を推進する必要があることから、本条例案には反対する」との意見書を付していた。


 11月8日(日)

  第73号の主な内容

(随時更新されます)

《市政の焦点》

■12月小金井市長選特集

☆白井とおる市議が立候補表明(2015年11月8日更新)

 

☆白井市議の立候補記者会見に40人以上の市民が参加(2015年11月8日更新)

 

☆4陣営の対決構図に 財政健全化への具体策が焦点(2015年11月8日更新)

 

≪酒好きのたわごと≫

その15 越後の酒と謙信(2015年10月17日更新)

  うれしいニュース!

 公益社団法人「全国学校図書館協議会」が発行している「としょかん通信」(中・高校生版)2015年6月号の《今月のブックトーク》に『まちの力 ひとの力 ――変える 試みる 小金井の人たち』がとりあげられました。

 1人でも多くの中学生、高校生にこの本を読んでもらえたら、と思います。感想文も送ってもらえると、とってもうれしいですね。

 以下にその部分を貼り付けました。筆者は、ほそえさちよさんという子どもの本の編集者だそうです。タイトルは、「生きるために つながる」。

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イラクから問い続けてきたもの

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