2014年10月4日更新

「撤回」したが考えは変わらず

新庁舎建設凍結と第二庁舎購入提案

(「撤回」を大きく報じる10月1日付け読売新聞朝刊)
(「撤回」を大きく報じる10月1日付け読売新聞朝刊)


 小金井市の稲葉孝彦市長は9月30日、第二庁舎として賃借している民間ビルの買い取りための18億6600万円などの補正予算案の撤回を市議会本会議に申し出て、承認された。9月17日に市議会側に示した新庁舎建設凍結と第二庁舎の買い取り提案そのものについても「現段階での提案を取り下げたい」と表明した。その一方で、稲葉市長は報道陣の取材に対して、新庁舎凍結と第二庁舎の買い取りの考えは変わっていないことを強調しており、改めて再提案するものとみられる。


 この問題をめぐっては市議会で野党系会派を中心に強い反発が起きていたことに加え、新庁舎建設の基本構想や基本計画づくりの「市民検討委員会」に参加していた市民たちからも、これまでの経緯を無視したかのような方針転換への反対論が広がっていた。


 稲葉市長の与党に所属する篠原煕(ひろし)市議会議長は9月29日に開会された全員協議会の冒頭、「本日までの議事の進行状況ならびに審議状況をかんがみ、議長から(民間ビルを買い取るための)議案第61号一般会計補正予算の取り下げを進言します」と発言。稲葉市長は議長の進言を「重く受け止めて」、補正予算案を撤回した。


 しかし、10月1日付けの読売新聞記事によれば、稲葉市長は報道陣の取材に対して「財政的なメリットを精査し、考え方を示したい。新庁舎建設事業を凍結し、第二庁舎を取得するという考えは変わっていない」と述べたという。


2014年10月4日更新

南口第2地区の再開発で住民投票を

条例案を10月6日の臨時議会に上程

稲葉市長は「反対意見」を提出


 武蔵小金井駅南口で市民交流センターから南側の1・8ヘクタールに高層マンション2棟を建設する市街地再開発事業をめぐり、その都市計画案と市費の支出への賛否を問う住民投票条例案が10月6日に上程される。

 

 稲葉孝彦市長は条例案の提出にともない、「反対」の意見を付した。市議会では民主党がこの再開発事業に賛成の立場を取っているため、条例案は否決される可能性が高いとみられている。


 第2地区の再開発事業については、反対する一部の野党系議員と市民が中心となって住民投票条例の制定を求める直接請求運動を展開。直接請求に必要な数(1931人)の3倍近い5454人の署名を集めた。


 9月22日に稲葉市長に出された条例制定請求書では、住民投票を実施する条例制定を求める理由として「この税金投入は『危機的財源不足』という中、市財政を悪化させる。資材高騰などで建築費用が増大する中、さらに事態は重大化する。現に建築費の増大で、新庁舎建設計画は『凍結も視野に入れて検討』とされ、自らの庁舎建設の財源の目途も立たない中、『財政計画』もないまま多額の税金投入は理解できない。共同のごみ処理施設建設などの負担も約100億円とも言われており、本事業への税金投入には反対である」と述べている。


 地方自治法第74条では、市長は直接請求を受けると20日以内に議会を召集し、意見をつけて条例案を提出しなければならない。稲葉市長は住民投票条例案について、「当地区の現状や都市計画決定に至る手法から鑑みても、本事業の早期かつ着実な事業化を推進する必要があることから、本条例案には反対する」との意見書を付した。


2014年10月4日更新

経常収支比率 2年連続で多摩で最悪

2013年度の小金井市決算

2013年度決算で多摩26市の中、経常収支比率が90%台後半だったワースト4市
2013年度決算で多摩26市の中、経常収支比率が90%台後半だったワースト4市


 小金井市の財政は2013年度の決算でも、財政の弾力性を示す経常収支比率が96・7%となり、多摩26市の中で最悪だったことが東京都のまとめでわかった。前年度(99・0%)も多摩26市で最下位。市財政の運営を根本から見直すことが迫られている。



 経常収支比率は、固定的に支出される人件費・扶助費・公債費などに充てられるおカネが、毎年きちんきちんと入ってくる市税などに占める割合を示す。100%から経常収支比率を引いた残りが、自由に使えるおカネとなり、新規事業などに充てることができる。


 2013年度決算で、経常収支比率が90%台後半の市は多摩26市では小金井、国立、国分寺、東久留米の4市。26市の平均値は91%。逆に経常収支比率が最も良いのは稲城市の84・1%だった。


 小金井市の2012年度の経常収支比率は99・0%で、多摩26市で最下位だった。全国でみても同じ人口規模と産業構造を持つ88の自治体のうち83位。人件費の削減は進んでいるが、危機的な財政状況となっている。


 11月8日(日)

  第73号の主な内容

(随時更新されます)

《市政の焦点》

■12月小金井市長選特集

☆白井とおる市議が立候補表明(2015年11月8日更新)

 

☆白井市議の立候補記者会見に40人以上の市民が参加(2015年11月8日更新)

 

☆4陣営の対決構図に 財政健全化への具体策が焦点(2015年11月8日更新)

 

≪酒好きのたわごと≫

その15 越後の酒と謙信(2015年10月17日更新)

  うれしいニュース!

 公益社団法人「全国学校図書館協議会」が発行している「としょかん通信」(中・高校生版)2015年6月号の《今月のブックトーク》に『まちの力 ひとの力 ――変える 試みる 小金井の人たち』がとりあげられました。

 1人でも多くの中学生、高校生にこの本を読んでもらえたら、と思います。感想文も送ってもらえると、とってもうれしいですね。

 以下にその部分を貼り付けました。筆者は、ほそえさちよさんという子どもの本の編集者だそうです。タイトルは、「生きるために つながる」。

写真をクリックすると大きくなります
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全体はこちらから
としょかん通信「今月のブックトーク」.pdf
PDFファイル 5.3 MB

こがねいコンパスのインタビューシリーズ《変える 試みる 小金井の人たち》をまとめた本『まちの力 ひとの力』が図書出版クレインから刊行されています。ウェブ版では読めない、取材秘話などを明かす4本の「エピローグ」と、やまさき薫さんの素敵なイラスト付き。定価1500円+税です。市内の各書店でお買い求めください。クレインでも注文できます。

毎月第1・第3土曜日が定期発刊日です。こがねいコンパスは市民のための羅針盤を目指し、市民とともにつくる地域メディアです。ご意見・ご感想・情報提供などを、koganeicompass@gmail.comへおねがいします。

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 この人に聞く

脱原発社会への道筋を探る

民間の英知を結集して「脱原子力政策大綱」をまとめる「原子力市民委員会」の舩橋晴俊座長。

前編はこちらから。

後編はこちらから。

*船橋晴俊さんは2014年8月15日、くも膜下出血で急逝されました。ご冥福をお祈りするとともに、船橋さんの思いを少しでも多くの方に知って頂きたいと願っています。(編集長・佐藤和雄)

 

「敗北」を語る

民主党小金井支部幹事長

村山秀貴さん

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後編はこちら

 

イラクから問い続けてきたもの

映画監督・鎌仲ひとみさん

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 『コンパス』は、羅針盤を意味します。辞書によれば原義は「ともに歩くこと」です。市民が市政をより深く理解するための一助となり、よりよい小金井市政のあり方を考えるときの羅針盤でありたい。市民のみなさんと一緒に歩んでいきたい。そんな思いを込めています。

 

 

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