2013年11月17日更新

特集 東小金井駅高架下の全容が明らかに

21店舗が開業 貸し自転車ポートも

地元経済の活性化が課題に

(JR中央ラインモールの発表資料から)
(JR中央ラインモールの発表資料から)

 株式会社「JR中央ラインモール」が来年1月下旬に東小金井駅高架下に開業する商業施設「nonowa 東小金井」の全容が明らかになった。Suica(スイカ)専用の西側改札口を新設。東西の改札口近くのスペースに食品スーパーマーケット、ビアレストラン、雑貨・アパレルといった21店舗が出店する。開業すれば東小金井駅と周辺の姿が一変しそうだ。一方で、地元の商店からは西側改札口によって人の流れが変わることを心配する声が根強い。「nonowa 東小金井」の開業を地元経済の活性化につなげられるかどうかが、まちの活性化にもつながるため、今後の最大の焦点となりそうだ。

 
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 JR中央ラインモール(JR東日本の100子会社)が11月14日付けのプレスリリースで明らかにした。

 

 「nonowa 東小金井」の延べ床面積は4600平方㍍。21店舗の面積の合計は2400平方㍍。営業時間は午前10時から午後9時を基本とするが、店舗によって異なるという。

 

 東側改札口の正面には、5面の電子看板(デジタルサイネージ)を用いた「まちの総合案内サービス」(東小金井コンシュエルジュ)が開設。貸し自転車が簡単に使える「自転車シェアシステム スイクル」のポート(施設)もできる。

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◆21店舗 さらに生鮮食料品店も

 21店舗の内訳は上の通り。地元商店と競合するかどうかで関心の高かった食品スーパーマーケットには、「ザ・ガーデン 自由が丘」が出店する。同店舗は、イトーヨーカドー武蔵小金井店にもすでに出店している。

 

 さらに、「nonowa東小金井」は、魚・肉・野菜の生鮮三品を中心とした「別館 食料品ゾーン」(店舗面積540平方㍍)を隣接の東側エリアに2014年夏に開業させる。価格帯にもよるが、東小金井駅と新小金井駅周辺で営む小規模な小売店に影響する可能性がある。

 

 また、高架下の南側には伊藤忠商事が経営する「ル・パン・コティディアン」というベーカリーレストランがオープン。表参道など都内に3店舗があるが、多摩地域では初めての出店となる。このほか、2014年夏には小金井市商工会が運営する「多目的スペース」が開業する予定だ。

 

◆「武蔵野カルチェラタン」をテーマに

 東小金井駅は、農工大や法政大学の学生が多く利用していることから、高架下の東西通路はパリのカルチェ・ラタンをイメージしたデザインにするという。

 JR中央ラインモールとしては、吉祥寺など他地域に流れがちな若者を東小金井にとどめ、高架下店舗の利用を促したい狙いがあるとみられる。

 

東小金井駅西側のスイクルポート(スイクルのホームページから)
東小金井駅西側のスイクルポート(スイクルのホームページから)
農工大内のスイクルポート
農工大内のスイクルポート

 

◆貸し自転車を3か所で

 高架下を含めた東小金井駅周辺の全体像は上の通り。駅に隣接した西側の高架下には、Suica(スイカ)を使ったレンタルサイクル(サイクルシェアシステム)「Suicle スイクル」の自転車ポート(施設)が設置される。

 

 スイクルはジェイアール東日本企画が運営する。持っているスイカで事前登録をしておけば、簡単に利用できるという。

 

 定期利用は月2500円(1回あたりの貸し出しは最大120時間)。一時利用は最初の30分間が100円(以降は1時間ごとに100円加算)。1日あたり500円(その日限り)のビジター利用もできる。東小金井駅から少し離れた小金井公園や野川公園、武蔵野公園などに行くのに便利そうだ。

 

 スイクルは11月3日から運用が始まっており、11月30日までは「無料お試しキャンペーン」が実施されている。スイクルの自転車ポートは東小金井駅の隣接高架下のほか、武蔵境駅と東京農工大科学博物館前の計3か所に設置される。

◆認証保育園が4月にオープン

 スイクルの自転車ポートの西側には小金井市の自転車駐輪場などをはさんで、認証保育園が来年4月にオープンする。株式会社学研ココファン・ナーサリーが運営し、定員は60人。ココファン・ナーサリーは、教育関係の出版を事業にしている株式会社学習研究社の100%子会社。介護・人材派遣といった地域福祉分野でのサービスを首都圏で展開している。

 

2013年11月16日更新

秘密保護法案の成立阻止へ

小金井でも街頭で「市民アクション」開始

 国民の「知る権利」を根底から崩す恐れのある特定秘密保護法案への関心を高め、反対の動きを広げるために、小金井でも平和問題や憲法問題に取り組んできた市民たちが「ストップ!秘密保護法 市民アクション」という街頭活動を始めている。米ニューヨーク・タイムズ紙が掲載した「日本の反自由主義的な秘密保護法」と題する社説を引用し、法案の危険性を分かりやすく伝えるチラシを作成。武蔵小金井駅前などで配っている。

 

 「ストップ!秘密保護法 市民アクション」は、今年6月と10月に実施された「憲法96条を変えさせない市民パレード」への参加者らが11月7日に集まり、急きょ始めることを決めた。

 

 市民パレードは、「9条の会・こがねい」「小金井・平和ネット」「小金井を住み良くする会」など、憲法・平和問題に取り組んできた団体のメンバーが一緒になって企画したもの。憲法96条の改正や自民党の憲法改正草案の実現を阻むためには、「それぞれのグループが個別に活動するよりも、一緒になって取り組み、運動の輪を広げた方が良い」との考えからだ。

 

 すでに11月10日に第1回の街頭活動を終え、週明けからは18日と19日にお昼前後と夕方に前原坂上交差点の付近や武蔵小金井駅周辺で、22日には午後6時から7時まで武蔵小金井駅周辺で実施する予定だ。チラシ配布のほか、市民らに賛成と反対のシールをボードに貼ってもらう「投票」も行い、法案への関心を高めていくという。

 

2013年11月16日更新

福島の現状は? 被災者への支援は?

小金井の母親たちが学ぶ会を開催

「政府の政策は棄民化」いわき市議

 3・11から2年8か月がたち、福島第一原発事故の被災者への関心が薄れつつあると言われる中、小金井市の若い母親らが中心となって活動している「子どもと未来を守る小金井会議」が11月15日、福島県いわき市の佐藤和良市議らを招き、福島の現状や原発事故子ども・被災者支援法などを学ぶ会を開いた。佐藤市議は「この2年8か月、国がやってきた政策は結局、棄民だ。(被災者が)あきらめるのを待つということだ」と述べ、政府の対応を厳しく批判した。

 

 佐藤市議は被災者の避難生活について「(仮設住宅では)声が筒抜けになり、プライバシーのない生活が2年8か月も続いている。ある仮設住宅の診療にあたっていた医師によると、すべての人が抑うつ状態だという。精神のバランスを崩し自死する人が増えるのではないかと心配している。きちんとした態勢をとって心のケアをしなければらない」と指摘した

 

 また、福島原発事故の刑事責任について、東京地検の不起訴処分を受け、東京検察審査会に申し立てをしたことを説明。検察審査会は11人の有権者で構成されていることから「(刑事責任を追及する起訴議決をするかどうかは)11人の東京都民に委ねられたことになる」と話した。

 一方、「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」事務局で広報を担当している中山瑞穂さんは、スクリーンを使って「原発事故子ども・被災者支援法」の制定経過や理念などを説明。具体的な支援内容を定める基本方針がなかなか策定されない中で、マスメディアへの発信によって世論を喚起したことを報告した。

 

 さらに支援内容を充実させるために「自分の子どもと支援法が結びつかないとなかなか理解が広がらない。東京で世論喚起ができないだろうかと考えている」と述べた。

 

 11月8日(日)

  第73号の主な内容

(随時更新されます)

《市政の焦点》

■12月小金井市長選特集

☆白井とおる市議が立候補表明(2015年11月8日更新)

 

☆白井市議の立候補記者会見に40人以上の市民が参加(2015年11月8日更新)

 

☆4陣営の対決構図に 財政健全化への具体策が焦点(2015年11月8日更新)

 

≪酒好きのたわごと≫

その15 越後の酒と謙信(2015年10月17日更新)

  うれしいニュース!

 公益社団法人「全国学校図書館協議会」が発行している「としょかん通信」(中・高校生版)2015年6月号の《今月のブックトーク》に『まちの力 ひとの力 ――変える 試みる 小金井の人たち』がとりあげられました。

 1人でも多くの中学生、高校生にこの本を読んでもらえたら、と思います。感想文も送ってもらえると、とってもうれしいですね。

 以下にその部分を貼り付けました。筆者は、ほそえさちよさんという子どもの本の編集者だそうです。タイトルは、「生きるために つながる」。

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全体はこちらから
としょかん通信「今月のブックトーク」.pdf
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こがねいコンパスのインタビューシリーズ《変える 試みる 小金井の人たち》をまとめた本『まちの力 ひとの力』が図書出版クレインから刊行されています。ウェブ版では読めない、取材秘話などを明かす4本の「エピローグ」と、やまさき薫さんの素敵なイラスト付き。定価1500円+税です。市内の各書店でお買い求めください。クレインでも注文できます。

毎月第1・第3土曜日が定期発刊日です。こがねいコンパスは市民のための羅針盤を目指し、市民とともにつくる地域メディアです。ご意見・ご感想・情報提供などを、koganeicompass@gmail.comへおねがいします。

詳しくはイベントカレンダーのページをご覧ください。こちらから。

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 この人に聞く

脱原発社会への道筋を探る

民間の英知を結集して「脱原子力政策大綱」をまとめる「原子力市民委員会」の舩橋晴俊座長。

前編はこちらから。

後編はこちらから。

*船橋晴俊さんは2014年8月15日、くも膜下出血で急逝されました。ご冥福をお祈りするとともに、船橋さんの思いを少しでも多くの方に知って頂きたいと願っています。(編集長・佐藤和雄)

 

「敗北」を語る

民主党小金井支部幹事長

村山秀貴さん

前編はこちら

後編はこちら

 

イラクから問い続けてきたもの

映画監督・鎌仲ひとみさん

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