2013年5月10日更新

市教委が給食調理の委託対象校を決定

二小、四小、前原小、緑小、南小の5校

(小金井市教委の文書から)
(小金井市教委の文書から)

 小金井市教育委員会は5月9日、津幡道夫教育長の名前で小学校保護者に対して、給食調理を民間業者に委託する対象校を文書で通知した。対象校は二小、四小、前原小、緑小、南小の5校。残りの4校については4月30日付けの文書で「直営での運営を継続します」と説明している。ただ、稲葉孝彦市長は、技能労務職である給食調理員は今後も採用しない方針を繰り返し表明しており、保護者らからは「直営校も給食調理員が退職すれば、いずれ民間委託になるのでは」という疑問の声が上がっている。


 9日の文書は「新しい小学校給食調理業務の運営についての説明会開催と委託校・直営校の決定について」と題するもの。委託校の決定については「委託校・直営校の配置について検討してまいりました結果、下記のとおり決定いたしましたのでお知らせいたします」と述べ、委託校5校と直営校4校の名前を示している。5校を選んだ具体的な理由などは説明していない。

 

 これに先立ち4月30日付けで市教委が小学校保護者に配布した文書のうち、「新しい経営方法による学校給食調理業務についてお答えします」との資料では、5校を委託し、4校を直営する方式を「新しい経営方法」と呼び、その内容について「『安全でおいしく温かい給食』を提供するため、民間のノウハウと直営校の技術的知識と経験を融合させ、4つの区域を基本に小学校給食調理行の5校委託4校直営により効果的かつ効率的に事業を行うことです」と説明。

 

 委託校とする基準などについては「新しい経営方法が実践しやすい4つの区域に区分し、市域全体と直営校と委託校のバランスを考え、現場の職員、『学校給食連絡協議会』等の意見を踏まえ、教育委員会で検討のうえ決定します」と述べるにとどめ、具体的な選定理由については明らかにしていない。

 

 市教委によれば、「学校給食連絡協議会」とは学校長の代表、栄養士の代表、調理員の代表、教育委員会等の委員で構成されており、保護者の代表は含まれていない。

 

2013年5月4日更新

21日の市議会臨時会

給食民間委託の関連予算を提出か

 21日に開催される小金井市議会の臨時会で、小学校9校のうち5校の給食調理を民間委託するための関連予算が提出されるとの見方が強まっている。市当局側から議会への公式な伝達はまだないが、保護者や地域の人々を対象とする説明会が市内9校で13日から始まり、20日で終わる予定となっているためだ。9月からの実施に向けて急テンポで進む運びに、保護者の間からは当惑の声も出ている。


 市当局は4月12日の労使交渉で、5校の民間委託について合意。これを受けて6月の定例会に関連予算が提出されると見られていた。しかし、稲葉市長は5月21日の臨時会開催を求めたため、6月定例会で提出される補正予算とは切り離し、先行処理しようとしているとの見方が広がっている。

 

 市議会の森戸洋子・議会運営委員長(共産党)は4月27日、自分のブログで市教育委員会による説明会の日程を示したうえで、「5月21日の臨時会に委託化の予算を提案するため、急いで説明会を開催することが見え見えです」と述べている。

 

 民間委託について基本的に反対の立場をとってきた共産党市議団は臨時会前の19日に、市民向けに「小学校給食の民間委託化を考えるつどい」を開催し、この問題についての共産党の見解などを説明するという。

 

 また、小学校の保護者の中からも、小学校給食調理の民間委託について市教委の説明を受けるだけでなく、自分たちの手で調べようという動きが出ている。これまで学校給食の問題に取り組んできた母親らを中心に、すでに民間委託されている中学校の給食の実態や他市の事例などを学ぶ「小金井の給食をもっと知りたい!学習会」が18日に開催される予定だ。

 

 小金井市は2010年5月に策定した「第三次行財政改革大綱」で、「小学校給食業務の見直し」を挙げていたが、その内容としては「順次民間委託や公共的団体等に委託することを視野に入れ、新しい経営方法を検討する」としか記述されていなかった。小学校5校で今年9月から給食調理を民間委託する方針を市民が知らされたのは、5月1日付けの市報が初めて。


 小金井市と隣接し、同じように小学校給食調理の委託に踏み出した小平市では2011年8月、「市立小学校給食の基本方針」を策定し、小学校給食の全体のビジョンを示すなかで「給食調理員の退職による減員にあわせて、段階的に民間委託を進めていく」との方針を打ち出している。

 

 さらに、調理業務を委託化するスケジュールでは1年目(2011年度)は、委託を実施する学校の選定と、その学校の保護者への説明会だけにあて、2年目に1校だけを9月から実施。3年目以降は調理員数の減少にあわせて1校から2校ずつ実施するという、小金井市に比べればゆるやかな進め方をとっている。


 東京都教育委員会がまとめた「平成23年度(2011年度)東京都における学校給食の実態」という調査報告書によれば、2011年5月時点で多摩26市のうち小学校の給食調理を何らかの形で業務委託しているのは、八王子市(18校)、武蔵野市(12校)、三鷹市(6校)、府中市(3校)、調布市(8校)、日野市(8校)、東村山市(13校)、東久留米市(3校)、西東京市(13校)の9市。多摩26市の公立小学校で調理業務が委託されているのは2割弱だ。

 

2011年度東京都の学校給食の実態.pdf
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 11月8日(日)

  第73号の主な内容

(随時更新されます)

《市政の焦点》

■12月小金井市長選特集

☆白井とおる市議が立候補表明(2015年11月8日更新)

 

☆白井市議の立候補記者会見に40人以上の市民が参加(2015年11月8日更新)

 

☆4陣営の対決構図に 財政健全化への具体策が焦点(2015年11月8日更新)

 

≪酒好きのたわごと≫

その15 越後の酒と謙信(2015年10月17日更新)

  うれしいニュース!

 公益社団法人「全国学校図書館協議会」が発行している「としょかん通信」(中・高校生版)2015年6月号の《今月のブックトーク》に『まちの力 ひとの力 ――変える 試みる 小金井の人たち』がとりあげられました。

 1人でも多くの中学生、高校生にこの本を読んでもらえたら、と思います。感想文も送ってもらえると、とってもうれしいですね。

 以下にその部分を貼り付けました。筆者は、ほそえさちよさんという子どもの本の編集者だそうです。タイトルは、「生きるために つながる」。

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全体はこちらから
としょかん通信「今月のブックトーク」.pdf
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こがねいコンパスのインタビューシリーズ《変える 試みる 小金井の人たち》をまとめた本『まちの力 ひとの力』が図書出版クレインから刊行されています。ウェブ版では読めない、取材秘話などを明かす4本の「エピローグ」と、やまさき薫さんの素敵なイラスト付き。定価1500円+税です。市内の各書店でお買い求めください。クレインでも注文できます。

毎月第1・第3土曜日が定期発刊日です。こがねいコンパスは市民のための羅針盤を目指し、市民とともにつくる地域メディアです。ご意見・ご感想・情報提供などを、koganeicompass@gmail.comへおねがいします。

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 この人に聞く

脱原発社会への道筋を探る

民間の英知を結集して「脱原子力政策大綱」をまとめる「原子力市民委員会」の舩橋晴俊座長。

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*船橋晴俊さんは2014年8月15日、くも膜下出血で急逝されました。ご冥福をお祈りするとともに、船橋さんの思いを少しでも多くの方に知って頂きたいと願っています。(編集長・佐藤和雄)

 

「敗北」を語る

民主党小金井支部幹事長

村山秀貴さん

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イラクから問い続けてきたもの

映画監督・鎌仲ひとみさん

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