NEW!2012年12月11日更新

12・16東京都知事選

小金井市内で新たな動きも

 総選挙と重なった12月16日投開票の東京都知事選。小金井市内では衆院小選挙区の候補者カーなどは走りまわるが、知事選の動きはあまり目立たない。だが、目を凝らすと、脱原発の推進や放射能問題での子どもの安全確保策などを公約に掲げる前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(66)に対して、福島原発事故の子どもへの影響を心配する母親たちが勝手連的に応援の輪を広げるという新しい動きもみられる。大手メディアの情勢調査が、前副知事の猪瀬直樹氏(66)の優勢を伝えるなかで、「3・11」をきっかけに無党派の市民から生まれた活動と意識の変化が選挙戦にどう影響を与えるかが注目される。

 

 宇都宮氏に対しては、小金井市内では「市民自治こがねい」「小金井・生活者ネット」「こがねい・市民のチカラ」という地域の政治団体が運営委員会などで支持を決め、応援に乗り出している。

 

 3日夕に武蔵小金井駅前でおこなれた宇都宮氏の街頭演説には、森戸洋子議員ら共産党小金井市議の4人、「市民自治こがねい」の漢人明子議員、片山薫議員、「小金井・生活者ネット」の田頭祐子議員、「市民の党」の青木ひかる議員が顔を揃えた。 

 

 こうした市議や政治グループの動きのほか、「3・11」後に子どもの放射能対策などを話し合い、活動してきた保護者たちでつくるグループのメンバーが、市内の商店街や大手スーパー前で宇都宮氏のチラシを配る姿などが目立つようになってきた。グループのうち有志がメールなどで連絡を取り合い、「勝手連的」に自分たちのできる範囲で応援をしているのだという。

 

 一方、読売新聞による9日付の情勢調査の記事は、猪瀬氏の優勢を伝えている。記事によれば、猪瀬氏は支援・支持を受けている自民、公明、日本維新の会の支持層の大半に浸透し、民主党支持層も約半数を固めている。これに宇都宮氏や、前神奈川県知事の松沢成文氏(54)、元自民党総務局長の笹川尭氏(77)らが追いかける展開になっていると報じている。また11日付の朝日新聞の情勢調査の記事でも「都知事選 猪瀬氏が優勢」との見出しで同じような内容を報じている。ただ、読売新聞調査では約3割、朝日新聞調査では約4割の人が投票態度を明らかにしておらず、今後情勢は変わる可能性もある。

 

 都知事選の候補者は次の通り(届け出順、年齢は投票日現在)

 マック赤坂(64)スマイル党総裁

 トクマ  (46)幸福実現党役員

 松沢成文 (54)前神奈川県知事

 笹川尭  (77)元科学技術相

 宇都宮健児(66)前日弁連会長

 猪瀬直樹 (66)前東京都副知事

 中松義郎 (84)発明家

 吉田重信 (76)元ネパール大使

 五十嵐政一(81)社団法人理事

*宇都宮候補には日本未来の党、共産、社民、新社会党、東京・生活者ネットワークが支持。猪瀬候補には自民、公明、日本維新の会が支持している。

 

NEW!2012年12月1日更新

日野市長の可燃ごみ3市共同処理方針

「しっかりと受け止めてまいりたい」

稲葉市長が市議会に行政報告

 小金井市の稲葉孝彦市長は11月30日、市議会本会議で「小金井市の可燃ごみ処理について」の行政報告をした。馬場弘融・日野市長が同日の市議会で、可燃ごみ処理を小金井、国分寺市と共同で行っていく方針の内部決定や住民への説明会などを報告したことを伝えたうえで、「本市としては、このご発言をしっかりと受け止めてまいりたいと考えております」などと述べた。


 小金井市は11月14日の新聞報道によって日野、小金井、国分寺3市共同処理の動きが表面化した後、「これらの新聞記事は正式発表ではないのでコメントは差し控えたい」(三木暁朗副市長)として、詳しい説明を避けてきた。

 

 稲葉市長は11月30日の本会議で「本日、日野市議会定例会で馬場市長が以下の通りご発言されたとの報告を受けているので、市議会にその内容を伝えたい」と述べ、「日野市クリーンセンター可燃ごみ処理施設の建て替えについて、国分寺市・小金井市との共同化を日野市として内部決定を行ったこと、さらにこのことを踏まえ11月13日クリーンセンター地元環境対策委員及び周辺自治会へ説明会を行い、今後も地元住民のみなさまに共同化についてご理解を頂くよう、誠意をもって説明を続けて行くというものでした」と紹介した。

 

 そのうえで、「本市としては、このご発言をしっかりと受け止めてまいりたいと考えておりますが、日野市においては地元の皆様との対応を重ねている状況です。したがいまして、引き続き市議会議員ならびに市民のみなさまのご理解をお願い申し上げ、市長報告とします」との説明にとどめた。

 

 市長の行政報告に対して本会議では質疑はなかった。本会議終了後、市議会のごみ処理施設建設等調査特別委員会の渡辺大三委員長は自らのツイッターで「極めて慎重を要する事案ですので、本会議の場では議会側から質疑はありませんでした」と述べている。

 

NEW!2012年12月1日更新

過去最高の待機児童問題

JR中央線高架下に保育施設を新設

 小金井市内で保育施設に入れず、「待機児童」となっている子どもたちが今年4月で過去最高の138人に上っている問題で、小金井市は「平成24年度(2012年度)待機児童解消方針」をまとめ、市議会に報告した。小金井市内では「今後も保育所への入所希望者は増加することが予想される」と分析し、2014年4月に新しい保育施設をJR中央線高架下に新設する方針を打ち出した。


 小金井市内の待機児童の状況と解消方針は、11月16日の市議会厚生文教委員会で報告された。待機児童数を地域的にみると、本町が最も多く22人、東町19人、梶野町と中町がそれぞれ18人と続いている。保育課は「地域的に偏在しているとまでは言えないが、駅から離れた保育所に比べ、駅に近い保育所の待機児童数が多く、保育需要が高いのは明確だ」と分析。こうした状況を踏まえて、今年度の解消方針を策定したという。


 市内では待機児童数が増えている一方で、駅に近い保育施設が新たにできると、駅から離れた既存の保育施設の定員に空きが出るなど運営に悪影響を与えるため、これまでは慎重に対応する方針だった。

 

 しかし、今年度の解消方針では「待機児童の地域的需要、既存保育施設への影響などを総合的に勘案しながら、平成26年(2014年)4月1日をめどにJR中央線高架下を活用し、適正な規模の保育施設を1園新設」することを明記した。

 

 具体的にはJR東日本の関連会社が施設を建設し、JR東日本が運営主体を選考するという。関係者によれば、認証保育所が想定され、定員は50人から60人程度。東京農工大の北側あたりの高架下にできる予定だ。ただ、新たな保育施設ができても待機児童を全面的に解消するまでには至らず、家庭的保育事業の充実など様々な施策の組みあわせが必要となりそうだ。

 

 一方、JR東日本は経営の長期計画で保育園開設を事業の柱と位置付けており、2018年までに60か所での開設を目標にしている。JR東日本八王子支社の佐藤裕支社長は11月15日の定例記者会見で、中央線西荻窪−吉祥寺間の高架下に、保育所と二つの介護施設が一体となった建物を来年3月開設すると発表した。運営はジェイアール東日本都市開発が担当し、約1900平方メートルの敷地に鉄骨造り1階建ての建物を建設。認証保育所(申請予定)の「グローバルキッズ吉祥寺園」(定員40人)などが入居するという。

 

 *4月時点の待機児童数138人は厚生労働省の新定義によるもの。認可保育所に申し込みながら入れなかった子どもたちの数を示す旧定義では258人。

 

 11月8日(日)

  第73号の主な内容

(随時更新されます)

《市政の焦点》

■12月小金井市長選特集

☆白井とおる市議が立候補表明(2015年11月8日更新)

 

☆白井市議の立候補記者会見に40人以上の市民が参加(2015年11月8日更新)

 

☆4陣営の対決構図に 財政健全化への具体策が焦点(2015年11月8日更新)

 

≪酒好きのたわごと≫

その15 越後の酒と謙信(2015年10月17日更新)

  うれしいニュース!

 公益社団法人「全国学校図書館協議会」が発行している「としょかん通信」(中・高校生版)2015年6月号の《今月のブックトーク》に『まちの力 ひとの力 ――変える 試みる 小金井の人たち』がとりあげられました。

 1人でも多くの中学生、高校生にこの本を読んでもらえたら、と思います。感想文も送ってもらえると、とってもうれしいですね。

 以下にその部分を貼り付けました。筆者は、ほそえさちよさんという子どもの本の編集者だそうです。タイトルは、「生きるために つながる」。

写真をクリックすると大きくなります
写真をクリックすると大きくなります
全体はこちらから
としょかん通信「今月のブックトーク」.pdf
PDFファイル 5.3 MB

こがねいコンパスのインタビューシリーズ《変える 試みる 小金井の人たち》をまとめた本『まちの力 ひとの力』が図書出版クレインから刊行されています。ウェブ版では読めない、取材秘話などを明かす4本の「エピローグ」と、やまさき薫さんの素敵なイラスト付き。定価1500円+税です。市内の各書店でお買い求めください。クレインでも注文できます。

毎月第1・第3土曜日が定期発刊日です。こがねいコンパスは市民のための羅針盤を目指し、市民とともにつくる地域メディアです。ご意見・ご感想・情報提供などを、koganeicompass@gmail.comへおねがいします。

詳しくはイベントカレンダーのページをご覧ください。こちらから。

詳しくはイベントカレンダーのページをご覧ください。こちらから

小金井市のイベント情報は、小金井市地域情報サイトのさきナビでも見ることができます。バナーをクリックしてください。

 この人に聞く

脱原発社会への道筋を探る

民間の英知を結集して「脱原子力政策大綱」をまとめる「原子力市民委員会」の舩橋晴俊座長。

前編はこちらから。

後編はこちらから。

*船橋晴俊さんは2014年8月15日、くも膜下出血で急逝されました。ご冥福をお祈りするとともに、船橋さんの思いを少しでも多くの方に知って頂きたいと願っています。(編集長・佐藤和雄)

 

「敗北」を語る

民主党小金井支部幹事長

村山秀貴さん

前編はこちら

後編はこちら

 

イラクから問い続けてきたもの

映画監督・鎌仲ひとみさん

こちらから

メルマガ登録をどうぞ!

「こがねいコンパス」からのメルマガをご希望の方は以下にメールアドレスをご入力ください。新しい「市政フラッシュ」の掲載や、次号の主な内容などについてご連絡します。

コンパスは「羅針盤」です!

 

 『こがねいコンパス』は、小金井市政や小金井の人たちが関心をもつテーマを分かりやすくお伝えするインターネット新聞です。市民団体「こがねいコンパス編集部」が発刊しています。

 

 『コンパス』は、羅針盤を意味します。辞書によれば原義は「ともに歩くこと」です。市民が市政をより深く理解するための一助となり、よりよい小金井市政のあり方を考えるときの羅針盤でありたい。市民のみなさんと一緒に歩んでいきたい。そんな思いを込めています。

 

 

 ご連絡は koganeicompass@gmail.com まで。