2015年10月17日更新

稲葉市長の後継候補 五十嵐市議が浮上

12月の小金井市長選挙

五十嵐京子市議(フェイスブックの写真から)
五十嵐京子市議(フェイスブックの写真から)


 12月の小金井市長選で稲葉孝彦市長の後継候補として、五十嵐京子市議(65)が有力な選択肢として自民党内などでの調整が進められていることが明らかになった。五十嵐氏は、保守系無所属のベテラン議員。市議会では篠原ひろし議長とともに「改革連合」という会派に所属しており、稲葉氏の「最側近」と目されてきた。

 

 稲葉市長は10月5日の不出馬を表明した記者会見で、自分の後継候補については「私が後継を指名するということはございません。私は自民党、公明党の推薦で選挙をやらせていただいております。自民党、公明党さんがどういう候補を選んでくるか。私が、固有名詞で『この方』にというのは、ございません」と述べ、自民・公明陣営内の調整に委ねる考えを示していた。

 

 五十嵐氏の公式ホームページによれば、五十嵐氏は秋田県横手市出身で、1950年8月生まれ。秋田県立横手高、山形大人文学部を卒業。1979年に小金井市に転入、2人の子どもを育てながら、生協活動など地域の活動に取り組む。1989年、小金井市議に。2度の落選を経験しながら、現在は5期目。

 

 市議会では「小金井市子どもの権利条例」に対して否定的な考えを示してきたことで知られている。2007年12月10日の厚生文教委員会では「こういう条例がある小金井市で、子育てをあまりしたくないなという思いがありましたね」と発言し、その否定的な姿勢を強く印象づけた。

2015年10月17日更新

JR武蔵小金井駅高架下の商業施設

西側部分が12月12日オープン

(JR中央ラインモールの発表資料から)
(JR中央ラインモールの発表資料から)

 JR東日本と子会社のJR中央ラインモールは、武蔵小金井駅西側高架下にショッピングモール「nonowa武蔵小金井ウエスト」を12月12日に開業すると発表した。開業にあわせて、ショッピングモールにつながるように西側改札口も新設する。「ウエスト」には、イベントスペースも含めて計10店舗=下にリスト=が入り、店舗面積は740平方メートル。このうち服飾雑貨が4店舗あり、東側の高架下店舗との差別化を図っている。

2015年10月17日更新

稲葉市長は不出馬記者会見で何を語ったのか

稲葉孝彦市長が2015年10月5日、12月の市長選への不出馬を明らかにした記者会見での主なやりとりは次の通り。

 

4年前の12月に突如として行われた選挙に立候補して4年間、最大の課題はゴミの問題を処理するということであります。これは多摩各市の協力そして心ある議員の方々の力で、何とかわたくしの目的を達成することができたと思っております。

 

わたくしの役割は終えたという考えをもっておりまして、今回の不出馬の声明ということになりました。

 

――ごみ問題はどういったところが最大の課題で、どういった尽力を?

 

ごみの問題は、市政の中で最重要課題の一つ。一つは各自治体、公共団体固有の業務である。市民から出されるごみをきちんと処理するのが自治体の役割だということで、その最も基本的な問題だと思っています。


ごみの処理施設が必要だというのは誰もが認めるところでありますけれども、自分の近くにはあまり欲しくない、これも人情かなと思っています。

 

残念ながら小金井市には適地と言われる、要するに設置するべき条件の整った場所がないということから、他市との共同処理ということでございました。

 

そのような中で日野市さんが「共同処理を一緒にやらんか」と、まあ、私のほうからまず持ち掛けたわけで、一緒にできませんかと。

 

当時の馬場市長、国分寺は当時の星野市長と3人で話し合ったなかで三市でやろうと、で、場所は日野市が受けるというふうにおっしゃっていただいたので、私たちは協力させていただくという立場になりました。

 

 

やはり難しいのは、地方公共団体の固有の業務であるということ、そしてさらに必ずしも歓迎される施設ではないということから場所の選定が難しかったということで、これらが一定の方向性が出たということで役割が一定務められたかなということでございます。

 

 

――これからの市政の課題について期待することは?

 

私が平成23年の4月の選挙で落選しました。それで新しい市政が誕生したわけですけれど、残念ながら混乱を極めてしまって、再び私が出てくるということになったわけです。

 

最大の問題は、ごみの問題であります。そういう意味で多摩各市、広域支援をしてくださっている市、さらにそれを見守っている各市から非常に小金井市に対する不信感というのが生まれてしまいました。そういう意味では、信頼される、責任ある市政を執行していただける方に市政をやっていただくことが必要だと思っていますし、各市ともそれに期待しているだろうというふうに思っています。

 

――後継者、次は彼に託したいという方はいらっしゃるのですか?

 

私が後継を指名するということはございません。私は自民党、公明党の推薦で選挙をやらせていただいております。

 

自民党、公明党さんがどういう候補を選んでくるか。そして小金井市の安定的な政策、信頼もてる政策、そして私たちが今まで進めてきた政策を継承していただける方にお出になっていただいて、その方を応援できればいいなと思っています。私が、固有名詞で「この方」にというのは、ございません。

 

――最大の課題はごみだというのは分かりますが、もう一つ市庁舎の問題というのは解決しませんね。

 

そうですね。市庁舎の問題は話したら長くなるなと思いますが、ご存知の通り3.11災害の復興の問題とか、オリンピック、パラリンピックの施設建設とか、建築資材が上がるし、事業費が大きくなるということで、残念ながら小金井市はこの問題にすぐに取り掛かれないという状況でありますけども、基本的な問題は、方向性は定まっているかな、と。

 

いつから財政的に対応できるかということだろうと思いまして、これはそんなに、時間が必要だということであって、まあ時間さえあればいけるというふうに思っています。もう、今、世論を二分するような議論にはなりにくいだろうというふうに思っています。

 

――ごみ問題とか庁舎問題を除いて、一番の市長の個人的な思い出に残ることがあれば教えていただければ。

 

まちづくりだったと思います。中央線の連続立体交差事業は、やはり多摩の背骨ですから、これを完成させるということで、事業主体は東京都ですけども私も地元の市長として頑張らせていただいたなと。

 

要するに用地買収は地元の首長が行かないと交渉というのはまとまらないんですね。そういう意味では用地の確保には、お隣の、今衆議院議員やっている土屋・元武蔵野市長と二人は沿線をよく歩いて地主さんに協力を依頼してまいりました。

 

特に土屋さんと力合わせ、また東京都とも頑張ったのは、相続税、納税猶予の農地があってそこにタワークレーンをつけなければ中央線の工事ができないといった時に、当時の大蔵省だとか国税庁だとか建設省だとか回って歩きましたけどらちがあかないということで、最終的には地方税法の改正、租税特別措置法の改正をしたということで、まあ、地方の首長が二人で頑張って法律改正をやったとういうのは非常に印象に残る話です。

 

あと、再開発をやった時に議会にご理解がいただけないので、平成16年6月に一回市長をやめて、市民の方々に再度選挙していただいたというのも思い出に残る話ではあるかなあと。いろいろ考えると枚挙にいとまがないです。16年もやっているのですから。まあ、22年やっている人に比べるとかなり若いですけど(笑)。

 

――本庁舎の耐震診断の結果が最近発表されたが、本(新)庁舎建設への今後の道筋というのをどのように考えられていますか?

 

まず、新庁舎を建てるには基金が必要になります。やはり基金を積み立ていく、やはりこれは市民サービスの低下を招かない中で基金を積み立てていくということですね。

 

今、蛇の目の跡地に建てるというのが市の考え方ですので、蛇の目の中にリサイクル作業所、福祉関係の施設それから資源ごみの施設があります。これをどっかに移動しなければなりません。

 

まあ、そういう作業等々を考えるとある程度の年月はかかってしまうだろうと。その間にある程度の基金を積んでいくという必要もあるだろうと思っています。

 

そうすると、これから行政の内部でも話し合うことになりますけど、今の本庁舎が耐震診断の結果がホームページ等で出されていると思いますけど、IS値が0.6ということで、一般の普通の建物であればそのまま使うことが可能であるということです。

 

ただ、庁舎であるとか災害対策本部が置かれるような場所については、その1.5倍が必要ということで、0.9のIS値がほしいということでございますので、耐震診断をし、耐震補強をするかどうかというのも近々に判断をせまられるなあと思っております。

 

耐震診断して、耐震補強してすぐに取り壊すということにはならないので、ある程度期間を見ていく必要があるのではないかと思いますけれども、どこまで使うのかということも含めて今後、そんなに遠くない話として、どうするかというのを判断しなければならないと思っています。

 

――残る二か月でこれだけはやっておきたいということがありますか?

 

福祉会館を来年の三月に閉鎖します。この行先など、また、解体していく問題だとか、福祉会館の問題が一つありますね。

 

また、本庁舎をどうしてゆくのかというのも課題として解決していかなければならない。まあ、解決まで行かなくても道筋をつけるということになるかなあと思いますが、やっていかなければならない。

 

あと、第4次基本構想の後期計画とかやらなければならないことは一杯あるなと思っています。積極的に取り組んでいきたいと思います。



 11月8日(日)

  第73号の主な内容

(随時更新されます)

《市政の焦点》

■12月小金井市長選特集

☆白井とおる市議が立候補表明(2015年11月8日更新)

 

☆白井市議の立候補記者会見に40人以上の市民が参加(2015年11月8日更新)

 

☆4陣営の対決構図に 財政健全化への具体策が焦点(2015年11月8日更新)

 

≪酒好きのたわごと≫

その15 越後の酒と謙信(2015年10月17日更新)

  うれしいニュース!

 公益社団法人「全国学校図書館協議会」が発行している「としょかん通信」(中・高校生版)2015年6月号の《今月のブックトーク》に『まちの力 ひとの力 ――変える 試みる 小金井の人たち』がとりあげられました。

 1人でも多くの中学生、高校生にこの本を読んでもらえたら、と思います。感想文も送ってもらえると、とってもうれしいですね。

 以下にその部分を貼り付けました。筆者は、ほそえさちよさんという子どもの本の編集者だそうです。タイトルは、「生きるために つながる」。

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全体はこちらから
としょかん通信「今月のブックトーク」.pdf
PDFファイル 5.3 MB

こがねいコンパスのインタビューシリーズ《変える 試みる 小金井の人たち》をまとめた本『まちの力 ひとの力』が図書出版クレインから刊行されています。ウェブ版では読めない、取材秘話などを明かす4本の「エピローグ」と、やまさき薫さんの素敵なイラスト付き。定価1500円+税です。市内の各書店でお買い求めください。クレインでも注文できます。

毎月第1・第3土曜日が定期発刊日です。こがねいコンパスは市民のための羅針盤を目指し、市民とともにつくる地域メディアです。ご意見・ご感想・情報提供などを、koganeicompass@gmail.comへおねがいします。

詳しくはイベントカレンダーのページをご覧ください。こちらから。

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 この人に聞く

脱原発社会への道筋を探る

民間の英知を結集して「脱原子力政策大綱」をまとめる「原子力市民委員会」の舩橋晴俊座長。

前編はこちらから。

後編はこちらから。

*船橋晴俊さんは2014年8月15日、くも膜下出血で急逝されました。ご冥福をお祈りするとともに、船橋さんの思いを少しでも多くの方に知って頂きたいと願っています。(編集長・佐藤和雄)

 

「敗北」を語る

民主党小金井支部幹事長

村山秀貴さん

前編はこちら

後編はこちら

 

イラクから問い続けてきたもの

映画監督・鎌仲ひとみさん

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 『こがねいコンパス』は、小金井市政や小金井の人たちが関心をもつテーマを分かりやすくお伝えするインターネット新聞です。市民団体「こがねいコンパス編集部」が発刊しています。

 

 『コンパス』は、羅針盤を意味します。辞書によれば原義は「ともに歩くこと」です。市民が市政をより深く理解するための一助となり、よりよい小金井市政のあり方を考えるときの羅針盤でありたい。市民のみなさんと一緒に歩んでいきたい。そんな思いを込めています。

 

 

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