第10回 貫井神社からくらぼね坂へ。      「西小金井」の坂を巡る

小金井 坂下・坂上探検隊「坂の途中で会いましょう」

1号 koganeist(K)市内坂下に住む元5歳男子の母の夫。

2号 folkway(F)市内坂上に住むムジナ。

7号 prprbkk(P)市内坂上に住む妄想デカ。2回目。

11号 Lee(L)市内坂上に住む元3歳の早熟な坂児。2回目。

12号 matryochica(M)市内坂上に住む3歳の坂児の母。2回目。

13号 kengo_tank(T)市内坂上に住む3歳の坂児の母の夫。2回目。

14号 かおりん(KO)市内坂下に住む賢明な2歳女児。初参加。

15号 ミキちゃん (MK) 市内坂下に住む賢明な2歳女児の母。初参加。

16号 abarth_ot1300 (N) 生まれも育ちも市内坂上のニシダさん。初参加。

17号 toritarosan(TR)市内坂下に住む元ハムスターで駄ツイ王。初参加。

18号 ヨメハム(TT)市内坂下に住む元ハムスターで駄ツイ王の妻。初参加。

19号 コガコ(KG)市内坂下に住む聡明な元5歳男子で実はKが父親。初参加。

 

↑貫井神社に集合
↑貫井神社に集合

 

●「西小金井」ってなに?

 

F「えー、本日はお日柄もよく、このようにたくさんの皆様にお集まりいただき感激です。さて、雨降って坂すべるといいますが……」

K(あいさつはいいから。それに意味わかんないし。そんでは私が)

 

K「みなさん! ようこそ西小金井へ!」

隊員(西小金井?)

K「みなさん怪訝そうなお顔、わかりますわかります。私だってそもそも西小金井があるって知りませんでした。小金井には武蔵小金井と東小金井しかないと思っていた。でも、あるとき市内貫井南町の広さ、奥深さを知り、もしかしてそっちにも小金井があるのかもしれない、と気づきました。まだ自分の知らない西小金井が!」

 

隊員(……かよ)

 

N「はいっ、先生」

K「なんですか、ニシダさん」

N (なんでオレだけ本名なのよ)「カメがいます

 

↑境内の池にはカメがたくさん棲んでいる
↑境内の池にはカメがたくさん棲んでいる

L「カメ!

KO「カメカメ!

KG「カメカメカメ!

F「カメカメカメカメ!

TR「カメカメカメカメカメ!

K「数字で何匹とかいえないんですか!」

 

と、子どもたちと一部の大人はカメに夢中です。ここ貫井神社は、ハケの湧水がつくった池に水神様(弁財天)をお祀りしているところ。かつてこの神社の前には、湧水を引きこんだ「貫井プール」(1923~1973)があり、水泳大会などが催されていたらしい。地元の青年会が自力で建造した、小金井では最初のプールだった。

 

N「50メートルもある立派なプールだったんだよ。でも湧水なもんで冷たいのよ」

 

↑神社の前には「貫井プールの碑」が立つ
↑神社の前には「貫井プールの碑」が立つ

 

●貫井神社からハケを上る

 

F「神社ってよく石段を上ったところにあるでしょ。ところが貫井神社は石段を下ったところにあるんだね。さすが坂下の神社だよ」

K「おもしろいね」

F「おもしろいね」

隊員(……)

 

↑サービスカット
↑サービスカット

K「なんですか↑の写真は」

F「わりとよく撮れたので、のっけてみました。うへへ」

K(コンテストねらいだな)

(けっきょく大人は自分のことしかかんがえてなんだよ)

F「何かいった?」

 

↑境内の脇から崖線の上に石段がのびる。坂上には八雲神社の祠が鎮座する
↑境内の脇から崖線の上に石段がのびる。坂上には八雲神社の祠が鎮座する

 

●上がったらまた下りる

 

T「上に出たらUターンするように別の坂がありますよ(シャー)」

F「今日も8ミリカメラを持ってきたね。シャー」

T「口でいわないでください」

F「シャー、シャー、シャー」

T(………)

 

↑シャー
↑シャー
↑神社の上に出ると、回り込むように坂下に向かう小さな坂に出会う
↑神社の上に出ると、回り込むように坂下に向かう小さな坂に出会う

F「あっ、これは!」

T「なんですか。なんですか(シャー)」

F「なんか困っているようだぞ、シャー」

 

↑もだめです
↑もだめです

KO(いい大人がくだらないことしてる。なにが坂探検なんだか)

F「え? 寡黙な2歳児、かおりんが!」

P「事件のニオイがするわね」

 

↑これが答だ!
↑これが答だ!

P「空振りだったわね!」

K「この坂、当然バイクだめでしょう。もっと自信持って書いてほしいですね」

 

↑バイクだめでしょう
↑バイクだめでしょう

 

●湧水の道からくらぼね坂へ

 

坂下に戻った探検隊一行は、野川沿いに西へ向かった。はたしてここがKがいうように西小金井なのだろうか。坂上、坂下の南北問題は昔から聞くが、この町に西小金井があるとすれば、東西問題もあったのだろうか。

 

KG(そもそも今まで東西問題はなかったということです。だって西小金井が認知されてないのだから。あったのは、東小金井と武蔵小金井の東武問題なのです。西武多摩川線の走る町には、実は東武問題が潜んでいたんです。でも、これからは小金井の東西問題がだんだんクローズアップされてくると思いますよ)

F「……きみはたしか小学校1年生だったよね」

 

↑途中「湧水の道」でカワエビを見つめる聡明なKG
↑途中「湧水の道」でカワエビを見つめる聡明なKG

そうするうちに、国分寺との市境を走るくらぼね坂下に到着。

 

↑くらぼね坂下、野川にかかる橋の名は鞍尾根(くらおね)橋
↑くらぼね坂下、野川にかかる橋の名は鞍尾根(くらおね)橋

この橋を境に、野川の表情はガラリと変わる。

 

↑東が小金井側
↑東が小金井側
↑西が国分寺側
↑西が国分寺側



M「国分寺側はコンクリでいきなり味気ないわね」

MK「野川も突然なことでビックリしてるんじゃない」

F「いえいえ、国分寺側が上流ですから野川は緑ふさふさになって喜んでいると思いますよ」

T「この橋を境に河川の管理事務所が変わるんですね(シャー)」

 

 

↑河川管理境界の標識
↑河川管理境界の標識

 

●くらぼね坂の怪しい一団

 

K「標識に由来があるね。でも読み上げ担当のH隊員が今日は出張中だぞ。どうしよう」(H隊員カムバーック!)

L「じゃ、リーが読んであげるよ。よくきいててね<今の貫井北町や小平、国分寺方面から府中方面に行くこの道は、急坂の東が切り立つような赤土の崖で、雨の降る時などは人も馬も滑って歩くことができなかったといわれる。鞍(馬)でも骨を折るとか、「くらぼね」は断崖の連続した段丘崖を意味するともいわれ、諸説ある>なんか変な文章ですが、そういうことです」

 

↑橋の名は「鞍尾根」だが、坂は「くらぼね」と書く
↑橋の名は「鞍尾根」だが、坂は「くらぼね」と書く

 

くらぼね坂は、ゆるやかにカーブを描きながら東京経済大学のキャンパスに沿って約400メートルほど崖線を上る。ここが舗装されたのは1959年のことで、それまでは赤土がむきだしの険しい坂だった。

 

↑塀の左が国分寺市(東京経済大学)、右が小金井市
↑塀の左が国分寺市(東京経済大学)、右が小金井市

P「え?! あれはなに? 事件のニオイが」

 

↑なんだなんだ
↑なんだなんだ

P「ますますあやしい」

 

↑なんだなんだなんだ
↑なんだなんだなんだ

子どもたち「わーーーーーーっ

↑はい、81デシベル。よい子はマネしちゃダメよ
↑はい、81デシベル。よい子はマネしちゃダメよ

P「全員タイホー!」

 

↑くらぼね坂を上りきったところに「経大前」のバス亭がある
↑くらぼね坂を上りきったところに「経大前」のバス亭がある

 

●キミとって「坂」とは?

 

このあと一行は、西小金井の楽園ともいえる三楽公園に向かうのであるが続きはまた来月。

 

最後にリーくん、キミにとっての坂とは何か答えてもらいましょうか。

 

L(毎日坂を下りて上って出かけ、上って下りて帰ります。そんな高低差で生まれる位置エネルギーこそが、ぼくの活動源となっています。本日はどうもありがとうございました!)

 

全員「ありがとうございました!」


↑坂をさかさかまに見るリーくん
↑坂をさかさかまに見るリーくん

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富永さん「例のもの、もう出来上がっていますよ」

FK「すみません、すみません」

 

●次号(7月上旬更新)市立四小でうさぎとたわむれ三楽の坂を転がり落ちる!

   に続く。

 

編集長「ところで、毎回次号予告と内容が合っていないようだが」

FK「あっ」

 

↑三楽の坂は人生の分かれ道坂でもある
↑三楽の坂は人生の分かれ道坂でもある
(c)illust_Ueki
(c)illust_Ueki

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※このシリーズでは、★★★★★を満点に毎回坂を適当に採点していきます。項目は適当に変わることがあります。

 

■貫井神社付近の坂

湧水度 ★★★★★

緑陰度 ★★★★

だめです度★★★★★

階段度 ★★★★

バイク度

 

■くらぼね坂

自転車度 ★★★

見晴らし度 ★★

大声度 ★★★★★

由緒度 ★★★★

直進度 ★★★★


より大きな地図で 貫井神社からくらぼね坂 を表示

 11月8日(日)

  第73号の主な内容

(随時更新されます)

《市政の焦点》

■12月小金井市長選特集

☆白井とおる市議が立候補表明(2015年11月8日更新)

 

☆白井市議の立候補記者会見に40人以上の市民が参加(2015年11月8日更新)

 

☆4陣営の対決構図に 財政健全化への具体策が焦点(2015年11月8日更新)

 

≪酒好きのたわごと≫

その15 越後の酒と謙信(2015年10月17日更新)

  うれしいニュース!

 公益社団法人「全国学校図書館協議会」が発行している「としょかん通信」(中・高校生版)2015年6月号の《今月のブックトーク》に『まちの力 ひとの力 ――変える 試みる 小金井の人たち』がとりあげられました。

 1人でも多くの中学生、高校生にこの本を読んでもらえたら、と思います。感想文も送ってもらえると、とってもうれしいですね。

 以下にその部分を貼り付けました。筆者は、ほそえさちよさんという子どもの本の編集者だそうです。タイトルは、「生きるために つながる」。

写真をクリックすると大きくなります
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全体はこちらから
としょかん通信「今月のブックトーク」.pdf
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こがねいコンパスのインタビューシリーズ《変える 試みる 小金井の人たち》をまとめた本『まちの力 ひとの力』が図書出版クレインから刊行されています。ウェブ版では読めない、取材秘話などを明かす4本の「エピローグ」と、やまさき薫さんの素敵なイラスト付き。定価1500円+税です。市内の各書店でお買い求めください。クレインでも注文できます。

毎月第1・第3土曜日が定期発刊日です。こがねいコンパスは市民のための羅針盤を目指し、市民とともにつくる地域メディアです。ご意見・ご感想・情報提供などを、koganeicompass@gmail.comへおねがいします。

詳しくはイベントカレンダーのページをご覧ください。こちらから。

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小金井市のイベント情報は、小金井市地域情報サイトのさきナビでも見ることができます。バナーをクリックしてください。

 この人に聞く

脱原発社会への道筋を探る

民間の英知を結集して「脱原子力政策大綱」をまとめる「原子力市民委員会」の舩橋晴俊座長。

前編はこちらから。

後編はこちらから。

*船橋晴俊さんは2014年8月15日、くも膜下出血で急逝されました。ご冥福をお祈りするとともに、船橋さんの思いを少しでも多くの方に知って頂きたいと願っています。(編集長・佐藤和雄)

 

「敗北」を語る

民主党小金井支部幹事長

村山秀貴さん

前編はこちら

後編はこちら

 

イラクから問い続けてきたもの

映画監督・鎌仲ひとみさん

こちらから

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コンパスは「羅針盤」です!

 

 『こがねいコンパス』は、小金井市政や小金井の人たちが関心をもつテーマを分かりやすくお伝えするインターネット新聞です。市民団体「こがねいコンパス編集部」が発刊しています。

 

 『コンパス』は、羅針盤を意味します。辞書によれば原義は「ともに歩くこと」です。市民が市政をより深く理解するための一助となり、よりよい小金井市政のあり方を考えるときの羅針盤でありたい。市民のみなさんと一緒に歩んでいきたい。そんな思いを込めています。

 

 

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